2014-12-24

12/24

メリークリスマス。
みんな自信がなくて落ち込んでいる時なんかはどうしているのだろうか。ゲームをして思考停止にしたり、ダメだと思ってもそれでも仕事にのめり込んでいったり、愛する恋人や友人たちに慰めてもらったりしてなんとかリアルな自分とファンタジーな自分との帳尻を合わせるのだろうか。まあどうしても何をやってもダメだという時はある、というか何をやってもよくなるイメージができないというか、こういう気分はこれまでいくらでも味わってきたし、生きていればこれから嫌というほど味わっていくだろう感覚なのだけど、本当に時々襲いかかってくると立ち上がるのもつらくなるくらい何もできなくなる。いいイメージが何もできない、全てにおいて。人を感動させたり、喜ばせたりするイメージなんか欠片もできない。ただただ自己嫌悪であり、ただただいい音楽を作りたいという気持ちでずっとやってきたけれど、今、何もできなかったという思いでいっぱいで、普段は気にもしない他人からの評価とか人との付き合い方とか死ぬほどどうでもいいようなことで思い出し自己嫌悪やら、うまくやれない。うまくやりたい。そう思うことが罪みたいな風潮があるけれど、うまくやれる方がいいに決まっている。うまくやれないやつなんて、ろくなもんじゃない。みんなこっそりうまいことやっている。平気な顔で嘘をついたり、人を騙したり、自分を騙したり、うまいことやっている。そんなのクソだけど、それが真理でもある。うまいことやっているやつが、一番傷ついている。うまいやってるやつのほうが偉い。人生は戦争だ。好きって言わせた奴の勝ち。あの娘の隣の席をゲットした奴が勝ち。あの娘のブルマ盗んだやつも、ある意味勝ちだ。みんな、勝ちまくっている。勝つことからも負けることからも逃げているわたしたちの未来は野党のように暗い。

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