昨日はイベント、ベティーのサーブ、なんとか終わりました。
ご来場の皆様、豊田道倫さん、久下恵生さん、植木雄人さん、bulbs of passion、吉田仁郎さん、キョウヘイくん、並べてみると結構いるね。本当にありがとうございました。
学生時代、というか、家に引きこもって音楽聴いたり映画観たり本を読んだりして毎日を消化していた時、その中に確かにパラダイスガラージのCDを僕は愛聴していて、豊田さんのライブはよく観にいっていたけれど、一緒にやってみて、豊田道倫という男は自分のヒーローの中のひとりなのだなと改めて実感しました。
植木雄人さんはね、2曲だけ歌って、あとはステージで愛を叫び、喧嘩していたはずなのにライブに着た奥さんとステージでキスをした。歌、もっと聴きたかったけれど、歌よりもすごい、奇跡のステージだった。
こんなことブログに書くの本当にあれだけど、僕は本当にバンドやってる友達というものがいないのよ。
外を歩けばだいたい誰かしらに嫌われるし、もうここ最近は自主企画にわざわざ僕のこと呼んでくれるバンドなんていないわけ。
レコーディングで地下に篭ってあまりライブをしなくなったらそれがより顕著になってきて、2009年20本近くイベント呼ばれたりしたのが嘘みたいに、レコーディングの予定も重なったりでまったくライブできなくなって、夕方から深夜までの仕事を週5日やっていたら観にいきたいライブも誘ってもらったライブもまったく行けなくて、残りの2日は練習とレコーディング。
それでもはやライブを観にきてほしいっていう誘いすらこなくなって、まるで孤島で音楽をやっているような気分が続いていた中、僕の心を少しだけ救ってくれたバンドがbulbs of passionってバンドなわけ。
はっきり言って、その辺で初めてライブ観て、好きになるバンドなんかほとんどいないよ。
これでも音楽をやる人間であるまえに、バカみたいに音楽ばかり聴いて生活してきたんだから、良いバンドとそうでないバンド、その他にも好き嫌いでだいたい判断はつけてしまえるようになってしまった(これはよいこととはいえないけれど)。
ふらっと観たバンドで、まあもともと紹介されていたとはいえ、膝をうつほど唸った身近な若手バンドはbulbs of passionだけです。
嫌われると思ったけど、こいつらなんか知らないけどイベントとかしつこく誘ってくれるんですよ。
こんな嬉しいことはないね。勝手に書くけど、僕たち両想いだから!
音楽ってジャンルは、数ある娯楽の中でも一番と言ってもいいくらいマイナーな娯楽だと僕は思っていて、これだけ音楽を発信している人間がいる中、それを求めている人ってほとんどいないんだよ。
スクランブル交差点で流れている音楽は、芸能娯楽だから、音楽じゃない。別にこれは悪い意味で言っているわけでなく、音楽だって、大きくなればそこまでの娯楽になるということなんだよ。
街のライブハウスで鳴っている音楽を欲している人なんて日本のほんの何パーセントかで、その人たちと同時に、ドームで歌う西野カナが大好きな若者たちまで巻き込んで自分たちの音楽を鳴らすことが宝くじを当てることよりもはるか何百倍も難しいことではないのかと毎日毎日悩んでいる。
でもこんな小難しいことを考えるほど僕はでかい人間でもないし、ただ僕は大学生の頃に観た映画、恋する惑星、あれを観た時と同じような気持ちになるような音を鳴らしてみたいとただ思い、これから再び終わりの見えないレコーディングに突入していこうと思います。
恋する惑星って曲を作って、ライブでやっている。
昨日のライブで恋する惑星がはじまった瞬間、お客さんが踊ってくれて、僕は嬉しかったよ。
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