2012-09-18

120918

・最近のこと
ぐるぐる回るという埼玉スタジアムで行われたフェスに出させていただきました。
2008年ぶりに、18歳の時に作った『ここは不器用な世の中である』という歌を歌った。
まばらなお客さん、一瞬観て去っていく人もいれば、音出しの準備の前から一番前で待ち構えている男の人まで。どちらもとても喜ばしいことでした。
観に来てくれたメンバーの『LOST IN TIMEが観たかった』オーラを感じました。
LOST IN TIMEと同じ場所同じ時間で演奏する日が来るなんて思ってもいなかった。

・昔のこと
小学校、中学校、まして高校までもが楽しくなく、友達もあまりいないうえに受験にまで失敗し、予備校に通い、半ば自棄な気持ちも抱きつつそれでも将来を楽しいものにしたいと思いながら勉強に励んでいた。
どうしてかその頃に、受験のストレスから逃避するように歌を作り始めた。
『ここは不器用な世の中である』という歌は、その時に作ったものだ。
そういえば『アップルチークダンス』もこの頃作った。
僕はこの時小説を書きたくて、某芸術系大学を目指していた。浪人した結果合格したけど、映画学科に行って4年間脚本を書いた。
初めてライブハウスでライブをしたのは2008年の5月。

・最近のこと
UFO CLUBで発狂チカさんのイベントに出演。
おとぼけビ~バ~、THEWATTER、ホンネーズ、ファットフォックスファンクラブ。
WATTERは久しぶりの共演、相変わらず凄く格好良かった。
帰りしな、おとぼけビ~バ~のメンバーの方に「昔から知ってました」だか「昔から好きでした」というニュアンスのことを言われて、どうだったかは酔っ払ってしまっていて覚えていないのだけれど、凄くしょうもなかったゼロ年代の頃の自分が少しだけ清算されたような気持ちになった。嬉しいということはこんなにも嬉しいのかと、改めて実感した。
おとぼけビ~バ~、めちゃくちゃ格好良かった。
やっぱり、女の子って凄い。


2008年当時、僕はどんな気持ちで人前で歌を歌い始めたのだろうか。
どんな気持ちで毎日を過ごしていたのかははっきりと思い出せるのだけど、ライブをしようと思ったきっかけ、どんな気持ちで歌っていたのか、まるで思い出せなかった。
当時よりギターも歌もうまくなったかもしれないけれど、それが思い出せないようじゃ腐ったレタスみたいなものじゃないだろうか。
こんなこと書くものじゃないけれど、昨日は本当に人前では見せられないようなひどい演奏を5人でやった。終わった後、あまりのショックでカーテンの閉じたステージで崩れ落ちたし、メンバーにも散々文句を垂れて、言葉を発するのもなんだか微妙なムードになって、共演者に話しかけに行くのもはばかられるぐらい気落ちしていたから、ビールを一気飲みして、バカみたいにへらへらやっていた。
でも、初めて一人でやったライブってこんなもんだったけど、そこそこの演奏をこなしてる最近のライブよりもみんな喜んでくれていたような気がした。
打ち上げにちょっと出て、みんなでタクシーに乗り込んだ時そんなことをふと思って『あーあ、ちくしょーめ』なんて思っていた。
凄く面白いことをしようとしているのに、しようとすればするほど何かが崩れてつまらないものになっていく図が、はっと頭の中に浮かんで、やっと、やっと色々なことを思い出すことができたような気がした。

いちからやりなおすとかそんな小難しい話じゃないけどね、僕や、原田、花田、たいちさん、あやのちゃん 、みんなこれから先、びっくりするくらいすごいことになるよ。
勝手に言ってやがれとか、そんなわけないって思う人が大半かもしれんけど、僕にはその自信がある。そのうち放っておいても、僕たちの名前がきっとあなたたちの目や耳にぶちこまれてくることでしょう。
その日をただひたすら待ち続けてほしいです。
 1stフルアルバム、作ってます。
今年中はもう無理だけど、来年にはきっと。
終わったらひとやすみして小説か書きたいなー。



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